「ままどおる」は福島県を代表する銘菓ですが、味については「美味しい」「まずい」という両極端な意見があります。
結論から言うと、「美味しい」と思う人の理由は以下の通りです。
- 餡がしっとりして美味しい
- 昔ながらの程よい甘さ
対して、「まずい」と感じる人の理由は以下の意見でした。
- ぽそぽそしてるのが残念
上記の結果について、実際に食べた人の口コミを検証していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、ままどおるの本当の評判が分かります。
ままどおるを「まずい」と感じる人の声
ぽそぽそしてるのが残念
(前略)
昔からこのミルク味の餡が大好きで
博多の通りもんと並んで大好きなお菓子。だったけど
色んなことがあって
なかなか食べられなくなりましたね…
味覚も変わってしまったのか
昔に食べ過ぎたのか…しっとりした生地にミルク餡は
めっちゃあまくてなかなかなしつこさに感じてしまった(´・ω・`)
半分にしたとき、
生地がボロボロしたのも少し残念😞
冷やして食べたら良かったかも(´・ω・`)(後略)
和菓子なんだか洋菓子なんだかよくわからないタイプのお菓子。正直こういうの苦手です。ミルキーとはいえ、白餡。普通にカスタードとかにして欲しいんじゃー!( ;∀;)
………などと思っていたのですが、お土産として何度も口にするうちに慣れてしまったようで、なんならちょっと好きなくらい。もらうと嬉しいレベルです。例えば物産展などで見かけたとして自分で箱買いはしないと思う。けど、バラ売りがあれば気が向いたら買っちゃうかもなあ、というかんじです。とにかく白餡です。全体的にぽそぽそ。そうとわかっていたら美味しいです。
このように「餡(あん)のぽそぽそした食感が残念」という意見が少数ありました。
そもそも白あんの食感が素朴なものなので、白あんが苦手だとまずいと感じるようです。
しかし、ままどおるの餡(あん)は「ミルクあん」です。
普通の白あんよりもしっとりとしています。
あまりにもポソポソしているのであれば、製造から日にちが経っていて乾燥している可能性があります。
それと関係してか、「賞味期限に不満」がある声も。
通販だと賞味期限が短すぎる
商品が届いた次の日が賞味期限でした。
その点が残念でなりません。
まぁ、自分で食べるぶんには問題ないけど、買い忘れた御土産には不向き。
週末、旅行に行ったお土産にとままどおるという商品を購入し、旅行帰宅日にばっちり届けていたのですが
何と賞味期限が4日後で、、(+_+)
冷蔵の商品ならまだしも、短すぎると思います。
結局配りきれず、残りは家用にしました。
梱包等は問題なかったです。
このように、「賞味期限への不満」の声は多くありました。
たしかに、ままどおるの賞味期限は「製造日より8日」と短いです。
しかも、日が経つにつれてしっとり感が無くなっていきます。
通販向きでないのは事実でしょう。
そうは言っても、ままどおるは福島県でのみ製造されている生菓子です。
作りたてを県外で手に入れるのは難しいのが実情です。
東京都内の百貨店やアンテナショップでも取り扱いがあるのですが、通販同様、製造から数日が過ぎたものしか購入できません。
(物流の限界です)
ただし、元々そういう物だと分かっている人にとっては、ちゃんと美味しく感じるのも確かです。
その証拠に、口コミの圧倒的大多数では、ままどおるが「うまい」と言っています。
ままどおるを「美味しい」と感じる人の声
餡(あん)がしっとりして美味しい
注文してから3日ぐらいで届きました。
味はミルク風味が強くて餡もしっとりしていてぎっしり詰まってるので食べ応えもあり美味しかったです!
私には少し甘めでしたが茶菓子には最高です!
久しぶりに食べたくなり購入しました。
しっとりした餡の優しい味が堪りません。
ミルクたっぷりママの味です。
このように、「餡がしっとりして美味しい」という感想が圧倒的に多いです。
他にもこんな声が多数。
昔ながらの程よい甘さ
大好きな銘菓の1つ
今回はお土産で頂きました
しっとりほろほろな薄皮は、バターの風味豊か
中の餡はミルクのコクがあって優しい甘さ
バターのいい香りとミルクの甘さがとってもよく合っていて美味しいです
優しいくて変わらない味
東京出身ですが、子供の頃から一番好きなお菓子です。
この柔らかい上品な甘さが癖になっています。
今回は2箱注文しましたが、すぐに食べきってしまいました。
またリピします。
甘さが上品で素朴な味わいという感想も多かったです。
「昔ながらの変わらない味」というのが人気の秘密のようです。
やはり、発売から50年以上続くロングセラー商品なので、多くの人が「うまい」と認めている証拠でしょう。
美味しい食べ方
冷凍して食べる
ままどおるは凍らせることでも、餡がキャラメルのような食感に変化して美味しく食べられます。
また、短い賞味期限を伸ばすことができるので、保存にも最適です。
冷凍庫に2~3時間も入れればOKです。
カチカチにはならないので、夏場であれば冷凍庫から出して1~2分の半解凍状態でいただくのがおすすめです。
キャラメルを食べる時のように、いきなり噛まず、少し柔らかくなってから食べます。
ミルク餡がねっとりと濃厚になり、口の中で溶け広がるのが楽しめます。
温めて食べる
ままどおるは温めると、しっとり感が増して美味しく食べられます。
電子レンジなら20~30秒程度でOKなのでお手軽です。
袋から出すだけでラップも不要です。
日にちが経ってパサパサしてしまった場合の復活手段としておすすめです。
また、トースターやオーブンで焼くのも美味しいです。
バターを塗ってから焼くと外側の皮が少しだけサックリするので、また違った食感が楽しめます。
牛乳につけて食べる
ままどおるは牛乳につけることで、ミルキー感が増してうまいです。
外側の皮が牛乳をしっかり吸うので、浅めの小皿に牛乳を入れて、そこに浸してしまってもジューシーです。
どうせ行儀が悪いので、牛乳に浸す場合は、お箸でいただくと食べやすいです。
白だしをつけて食べる【禁断】
ままどおるは白だしをつけるのも美味しい食べ方です。
素朴な味わいのミルクあんと、白だしの塩気と旨味がよく合うので、何とも言えない味わいが楽しめます。
ままどおるに白だしをつける場合は、小皿に白だしを入れておき、一口サイズにちぎったままどおるをつけて食べるのがポイントです。
好みに合わせて、つける白だしの量を調節するので、白だしは希釈しなくて大丈夫です。
温めた「ままどおる」と合わせても楽しめます。
この食べ方は僕以外に試している人を見たことがないので、興味がある人はぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
福島県の銘菓「ままどおる」は美味しいのか?まずいのか?について、実際の口コミを紹介しながら検証しました。
まとめると、
- しっとり感と昔ながらの甘さが「美味しい」
- 白あんが苦手な人には「まずい」
と言えます。
このように、長い歴史と人気のある「ままどおる」。
まだ食べたことがない人は、ぜひ味を確かめてみてください。
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ままどおるの基本情報
名称 | ままどおる(ままどおる) |
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メーカー | 株式会社 三万石(福島県郡山市) |
公式サイト | http://www.sanmangoku.co.jp/ |
発売年 | 1967年 |
名前の由来 | スペイン語の "mamador(授乳中の)" から「お乳を飲む子」のイメージが由来 |
値段 | 540円(税込・5個入) |
賞味期限 | 製造日より8日 |
保存方法 | 常温 |
カロリー | 1個あたり122 kcal |
原材料 |
白生餡(国内製造)、砂糖、小麦粉、バター、加糖れん乳、乳等を主要原料とする食品、液全卵、液卵黄、水飴、ぶどう糖、寒梅粉/膨脹剤、乳化剤、香料、糊料(CMC)、着色料(ビタミンB2) ※寒梅粉・・・みじん粉(もち米を餅にしたものをせんべい状に白焼きし粉にしたもの)をさらに細かくしたもの |