五月ヶ瀬の読み方は「さつきがせ」で、福井のお土産として有名です。
ピーナッツせんべいの中でも人気が高い逸品ですが、食べた人の感想では「おいしい」「苦手」といった両極端な声があります。
結論から言うと「おいしい」と思う人の理由は次のとおりです。
- クッキーみたいでおいしい
- ピーナッツの風味が良い
対して「苦手」と感じる人の理由は2パターンでした。
- ナッツ類が苦手
- マーガリンがいや
上記の結果について、実際に食べた人の口コミを検証していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、五月ヶ瀬の本当の評判が分かります。
五月ヶ瀬を「おいしい」と感じる人の声
クッキーみたいでおいしい
ピーナッツがたくさん入っており、生地もちょっとクッキー風でおいしいです!!
このお菓子が大好きです。
堅さ、クッキーのピーナッツ風味が最高です。
郵送も、しっかり梱包されて、割れ等もありませんでした。また、注文したいと思います。
このように、生地がクッキーみたいで美味しいという感想が圧倒的に多いです。
五月ヶ瀬の生地は、程よい甘さとほのかなマーガリンの風味があるので、洋風な味わいがあります。
しっかり厚めなので堅いですが、口に含んだあとはクッキーやビスケットのような食感です。
ボリボリ・ザクザクとした食べごたえが好きな人には、たまらない美味しさです。
他にもこんな声が多数。
ピーナッツの風味が良い
お土産でいただきました〜
昭和50年から売られている老舗の小麦粉のおせんべいです。
ガリガリ硬くてとても好み。
ピーナッツの香りもよくせんべいの甘味との調和が◎
素朴ですが、飽きのこない味付けがいいですね^^
福井銘菓、五月ヶ瀬煎餅。
— ビルゲイツ (@gates_anan) November 3, 2017
ピーナッツ煎餅食べるのも久しぶりだけど美味しいな。甘すぎず、ピーナッツの香りも損なわず、かなり好みの味。 pic.twitter.com/s0nD3jyVJb
ピーナッツの香りが良いという感想も多かったです。
五月ヶ瀬のピーナッツの風味の良さは、企業秘密の石窯で焼き上げるという工程にあります。
石窯は遠赤外線で加熱するので、外はカリッと、中はしっとりとした焼き上がりになるのが特徴です。
また、材料のマーガリンによる効果もあります。
バターを使えばより香りが立ちますが、完全に洋菓子の香りになってしまい、素朴な雰囲気が失われます。
その点、五月ヶ瀬は、香りがあっさりしたマーガリンを使うことで、素朴な煎餅でありながらピーナッツの風味も引き立てています。
やはり、発売から40年以上も支持されている商品なので、多くの人が「おいしい」と認めているのは確かです。
五月ヶ瀬を「苦手」と感じる人は2パターン
1. ナッツ類が苦手
五月ヶ瀬もらったけどあんま好きじゃないんだよな〜ピーナッツが苦手
— みずの (@mzat104) March 20, 2014
ナッツ類食えないと五月ヶ瀬はNGだもんな
— さかざき( `^´69) (@Red_Herring__) August 15, 2015
このように、ナッツ類が苦手という感想がありました。
ナッツ類が嫌いな人は意外と多いです。
ナッツアレルギーの人はもちろんのこと、「歯に詰まってイライラする」「油っぽくて味がしない」といった口コミもナッツが苦手な原因です。
(参考:意外と多いですね。ピーナッツが嫌いな人。どこが嫌いでしょう?匂い、食感でしょ... - Yahoo!知恵袋)
五月ヶ瀬は「ピーナッツ煎餅」なので、そもそもナッツ類が苦手な人には良さが理解されにくいのが実情です。
ただし、ピーナッツが苦手でも「五月ヶ瀬なら食べられる」という声もあります。
人によって歯に詰まるのは仕方ないですが、味については、甘みのある生地に混ぜて香ばしく焼いてあるので、ピーナッツの良さが引き出されているのでしょう。
また、「材料のマーガリン」について不満の声も。
2. マーガリンが残念
数年前にお土産で五月ヶ瀬をもらって以来、大好きなお菓子です♪
ピーナッツがぎっしり!!
噛みごたえあって、本当においしい😍😍ただ一つ残念なのは、バターではなくマーガリンが入っていること。
なるべくマーガリンは摂取しないようにしてるけど、これだけは買っちゃう😅
県外へのお土産や、好きな人には好きな商品だと思います。
個人的に子供の頃食べたときは美味しかったけど、大人になって食べるとしつこい。
胸焼けというか鼻血出そうなしつこさ(笑)飽きました。
調べたらマーガリンが個人的には合わなくなったみたいです。
このように、マーガリンが嫌いな人にとっては、残念なポイントに感じるようです。
マーガリンを控えている人の理由は、ほとんどがトランス脂肪酸を避けたいのだと思います。
ここで、トランス脂肪酸の摂取量について少し解説します。
平均的な日本人で考えた場合、健康への影響が小さいとされるトランス脂肪酸の摂取量は、1日あたり約2g未満です。
(参考:食品中のトランス脂肪酸について:農林水産省)
しかし、五月ヶ瀬(1枚)の重さは約25gで脂質は4.3gです。
0.5gの煎りピーナッツが15粒入っていると仮定してザックリ計算すると、五月ヶ瀬1枚に使われているマーガリンはせいぜい0.4g程度。
トランス脂肪酸は0.03g未満です。
なので、五月ヶ瀬を1日に60枚以上も食べる人でなければ、気にしなくてよい量と個人的には考えますね。
また、お菓子作りにおいて、バターとマーガリンでは食感に差が出ます。
マーガリンを使うことで、堅いながらもより軽くほぐれやすいよう、メーカーが工夫した結果とも言えるでしょう。
いずれにせよ、福井土産を選ぶ際に、マーガリンの有無を気にする人は少数であることは間違いないです。
まとめ
福井県の銘菓「五月ヶ瀬」がおいしい理由について、実際の口コミを紹介しながら検証しました。
まとめると、
- クッキーを思わせる生地とピーナッツの風味が「おいしい」
- ナッツ類やマーガリンが嫌な人には「苦手」
と言えます。
このように、話題になるほど愛されている「五月ヶ瀬」。
もし食べたことがないという人は、ぜひ素朴な食感とおいしさを確かめてみてください。
五月ヶ瀬の基本情報
名称(読み方) | 五月ヶ瀬(さつきがせ) |
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メーカー | 株式会社 五月ヶ瀬(福井県坂井市) |
公式サイト | https://satsukigase.co.jp/shop/ |
発売年 | 1975年 |
名前の由来 | 新緑の5月に勢いよく泳ぐ鯉のぼりのように勢いのある商品に育って欲しいという願いに、創業者「瀬川隆之」の一文字を加えている |
値段 | 432円(税込・4枚入) |
賞味期限 | 製造日より120日 |
保存方法 | 常温 |
カロリー | 1個あたり119 kcal |
原材料 | 小麦粉、砂糖、ピーナッツ、マーガリン(食用精製加工油脂、食用植物油脂)、卵、食塩/トレハロース、膨張剤、乳化剤(大豆由来)、香料(乳由来)、酸化防止剤(V.E)、着色料(力ロテン) |