みすず飴(みすずあめ)は長野県で定番の銘菓ですが、「まずい」「おいしい」と両極端な意見が存在します。
結論から言うと、「まずい」と思う人の理由は次のとおりです。
- オブラートが苦手
- 中途半端な食感が好きじゃない
- 甘さが苦手
実際に食べた人の口コミを検証していますので、ぜひ参考にしてください。
この記事を読めば、みすず飴の本当の評判が分かります。
みすず飴を「まずい」と感じる人は3パターン
1. オブラートが苦手
オブラートの味が苦手です
— まみむめぐ(2/30) (@meg_milky) December 18, 2018
だからみすず飴も苦手
オブラートだけ剥がそうとしてもうまくいかないんだよねー(´・ヮ・`)
みすず飴の周りのオブラートや食感が私は苦手です😓お茶菓子に出てくるとガッカリ💦
— Mシュナの🐶まろぽん🐶 (@Mshuna_no_MARO) November 20, 2018
せっかくならお腹満たされるお菓子の方がいいですし👍
このように、オブラート自体が苦手だから「まずい」という感想がありました。
たしかに、みすず飴はオブラートに包まれているのが特徴です。
一般的にオブラートが苦手とされる理由は主に3つ。
- くっつく・・・唇や上あごにくっつくのが嫌。ただし、水分が多い舌で湿らせてから口に入れればくっつきません。
- 食感・・・一瞬フィルムのような固い食感がするので嫌
- 見た目・・・フィルム状なので食品に見えないのが嫌
上記のような理由から、みすず飴のオブラートも苦手な人がいるようです。
しかしながら、みすず飴のオブラートは、くっつかずに食べやすくするための工夫です。
もしオブラートが無かったら、包装から剥がすのに苦労して非常に食べづらかったでしょう。
食べやすさのために、表面に砂糖をまぶすお菓子もありますが、さらに甘くなってしまいますね。
(フィルム状オブラートではなく、粉末オブラートをまぶした「みすずあられ」という商品もあります)
また、みすず飴に使われているオブラートは、一般的なお菓子用ではなく、厚みが半分(0.02mm)の薬用オブラートです。
そのため、くっつき感や独特の食感にも配慮されていますし、なんと言っても透明感が高く美しいです。
このように、みすず飴のオブラートはメーカーの努力の賜物と言えます。
そもそもオブラートは無味無臭です。
口に入れてしまえばすぐに無くなるので、みすず飴のオブラートが気になる人は、よっぽど苦いお薬のトラウマでもあるのだと思います。
さらに、「食感」について不満の声も。
2. 中途半端な食感が苦手
@bsmrhk @kaitensusie にっちゃらフード(笑)ぼんたん飴滅茶苦茶懐かしいんですけど…!私すごく苦手で一回くらいしか食べた事ないです。でも味がまざまざと思い出せる…!みすず飴も謎ですよね(笑)にっちゃらはしてないけど、中途半端な食感が苦手~
— でええむ (@dmnoboyaki) June 14, 2010
みすず飴ググッてきました。それです!親戚の集まりで「ゼリーよ~♪」って言われてガッカリするやつ!好きな人には申し訳ないけど甘ったるいのとあの食感が苦手…(›´ω`‹ )
— ネイサン@息子4歳 (@neisan_naked) August 6, 2020
このように、食感が中途半端で苦手という声があります。
たしかに、みすず飴は「寒天ゼリーを乾燥させたもの」なので、一般的なゼリーより固くねっとりした独特の食感です。
その食感が「まずい」と感じる人がいるようです。
しかし、食感が気になる人は、みすず飴をいきなりかじらないで欲しいです。
みすず飴には「飴」という名がついている通り、最初は舐めて食べると、美味しさがよりいっそう引き出されます。
ゆっくり口に含んでいると、最初にオブラートがとろりと溶け、次に完熟果実の豊かな香りと甘みが広がります。
そして最後に、体温と同じになったみすず飴を「優しくかんで」食感も楽しんでください。
グミなどとは違う「丸みのある食感」を感じれば、みすず飴の食感が中途半端とは思わなくなりますよ。
さらに、「甘さ」について不満の声も。
3. 甘すぎる
小さい頃よく貰ったけど私はみすず飴甘くて苦手なんだ……。
— あるふぁ (@alpha0319) November 13, 2019
だからしばらく食べてないけど今食べたらどうかな~試してみたい
お土産でみすず飴もらったけど、やっぱ甘いな~・・綿菓子みたいな甘さがどうにも苦手><;
— かずき@ゴマゾウ3y&ぽこた2y (@kazu_kinoto) August 29, 2016
このように、甘すぎるという意見もありました。
たしかに、みすず飴は果汁にグラニュー糖と水飴を加えたゼリー菓子なので、それなりに甘いです。
なので、甘いものが苦手な人には基本的におすすめしません。
しかし、みすず飴の甘さが気になる人でも、飲み物と一緒に食べることで美味しくいただけます。
本来お菓子は、お茶などの飲み物と一緒に食べるのが基本です。
口に広がる甘さが適度に流されて、じっくりと美味しさを味わうことができます。
みすず飴には国産の果実が使われているので、「緑茶」はもちろんのこと、「紅茶」がよく合います。
ぜひ、お好みの飲み物と共に、みすず飴の美味しさを味わってみてください。
甘いだけのお菓子じゃないことが分かると思います。
その証拠に、みすず飴が「おいしい」と言う人の意見を見てください。
みすず飴を「おいしい」と感じる人の声
果物の味をしっかり感じる
お陰様で無事に到着しました。みすず飴はオブラートに包まれたゼリーなのですが、食べ始めると止められない美味しさのヤバイお菓子です。リンゴ、桃、ぶどう、梅、三宝柑、杏の6味が味わえます。果物の味がちゃんとします。大好きなので今回はまとめ買いをしました。5袋(^人^)大事に食べようと思います。
引用:【楽天市場】購入者さんの飯島商店 みすず飴角袋 5袋 みすず飴は信州長野のお土産としても大好評です。父の日 母の日 ギフト プレゼント お中元(信州上田のおかしやさん) | みんなのレビュー・口コミ
最初は、長野に訪れた方から、お土産として頂きました。
外見も優れず(失礼m(__)m)、ふつうのゼリーかな、と思っていました。
ところが、一口食べたらびっくり!
果実の自然の味が口の中に、どんどん広がるのです。
不自然な人工的な味など皆無です!
果実そのもの!甘みもちょうどいい。
素朴な味と評価する方もあるでしょうが、これこそ高級なおいしさです。
思わず、アマゾンで注文しました。
このように、「果実の味」が感じられておいしいという感想が圧倒的に多いです。
みすず飴では、一番香りが高くおいしい状態の完熟果実にこだわっています。
その果実を、職人さんが丹念に果汁を絞って作られます。
さらに、完成の前に乾燥させて果実味を濃縮しています。
だから、まるで濃厚なジャムのような果実の味が感じられるのですね。
他にもこんな声が多数。
弾力が心地よい
みすず飴はこの世で一番うまい乾燥ゼリーかもしれないŧ‹"ŧ‹"(≧ч≦)ŧ‹"ŧ‹"💕
— 奈緒子 (@tenichisan3) March 3, 2019
自然の甘さと弾力具合いがたまらない✨ pic.twitter.com/XO7pR8c3Q0
和風高級グミ とでも言ったらよいのかな? でも グミよりは柔らかく でも かみごたえがあり 果物のしっかりとした味わいが 噛めば噛むほど 広がり 幸せな気持ちになります 会社でお土産で頂くコトが多いのですが 分けやすく 手軽にお口に入れられ 音も出ないで 会社で頂くととても嬉しいお土産です
引用:もぐナビ 【高評価】「もらうと嬉しい 会社での手土産などにぴったり - 飯島商店 みすゞ飴」のクチコミ・評価 - はむはむくんさん
弾力のある固さがおいしいという感想も多かったです。
食感が中途半端という意見と正反対なのが面白いですね。
一般的なゼリーとは異なり、みすず飴の製造には「乾燥」という工程があります。
これにより、フルーツ寒天がねっとりと独特の固さになり、さらに保存性も高まっています。
(完全密封でないのに賞味期間が180日と長い)
しかも、機械化せずに手作業でていねいに作られるので、みすず飴は完成までに1週間もかかります。
この手間ひまが、素朴で独特の味わいや食感を作っているのですね。
やはり、発売から100年以上も愛され続けている商品なので、多くの人が「おいしい」と認めているのは確かです。
まとめ
長野県の銘菓「みすず飴」がまずいという理由について、実際の口コミを紹介しながら検証しました。
まとめると、
- オブラートが苦手な人/中途半端な食感が苦手な人/甘いものが苦手な人には「まずい」
- 果実感と弾力のある食感が「おいしい」
と言えます。
このように、圧倒的な人気で愛されている「みすず飴」。
もし食べたことがないという人は、ぜひ一度そのおいしさを確かめてみてください。
ふるさと納税で賢く手に入れるのもオススメです↓
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みすず飴の基本情報
名称(読み方) | みすず飴(みすずあめ) |
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メーカー | 株式会社 飯島商店(長野県上田市) |
公式サイト | https://misuzuame.com/ |
発売年 | 1912年頃(参考:会社概要 - みすゞ飴本舗飯島商店) |
名前の由来 | 信州ならではの製品との想いから、信濃国の枕詞である「みすゞ」を冠したことが由来 |
値段 | 367円(税込・12粒入) |
賞味期限 | 180日 |
保存方法 | 常温 |
カロリー | 1個あたり51 kcal(セロファン包装型の場合) |
原材料 | 国産果実(りんご、桃、ぶどう、梅、三宝柑、杏)、水飴、グラニュー糖、寒天、オブラート(澱粉)、(一部にもも・りんご・大豆を含む) |