「気になるりんご」は青森県を代表する銘菓です。
しかし、味については「おいしくない」「まずい」という意見もあります。
本当のところはどうなのか?
実際に食べた人の評判から、正しい評価を検証してみました。
さらに、誰でも簡単にできる美味しい食べ方についても紹介します。
お土産として人に渡す際には、一緒に教えてあげると喜ばれると思います。
この記事を読めば、「気になるりんご」の本当の評価が分かります。
「おいしくない」と感じる人の声は2パターン
パイ生地がおいしくない
大きさはちょうど良い大きさですが、紙箱の中に密封されたリンゴパイが入っています。密封のせいか全体にしっとりと言うよりさわっと言うか、パイのサクサク感を期待していたので、ちょっとがっかり。それでも、しっとり感があればよいのですが、パイ生地の部分が味気なかったです。リンゴそのものは甘さ控えめで良いと思いますが、私としては、「おいしい」とは言えませんでした。
りんごがまるごと1個入っているという点は珍しくて面白いです。ですが、りんごの周りの生地は甘くもなくボソボソしていて、期待はずれでした。サクサクもしていません。
肝心のりんごもこれと言って評価できるポイントはまるごとという点だけです。
もう買わないし、もらっても食べないと思います。
このように、パイ生地がおいしくないという意見がありました。
たしかに、「気になるりんご」はリンゴが主役のアップルパイなので、そもそもパイ生地の割合が少ないです。
そのため、部分によってはパイ生地が薄く感じてしまいます。
どうしてもサクサク感は物足りなく感じるので、パイ生地の美味しさを重視する人には合わないかもしれませんね。
ただ、電子レンジで温めることで、パイ生地にしっとり感が出て美味しさが増します。
パイが合わないな~と感じる人は、ぜひ試してみてください。
さらに、「リンゴの食感」について不満の声も。
リンゴの食感が合わない
TVを観て買いました。りんごが硬いのでシャリシャリ感が売りだと思いますが、好きになれませんでした。食べなれていないせいかも?
パイ生地が薄く、それもわたしの中でミスマッチでした。
我が家では美味しいけれど、リピートはしません。
味は良いのですが・・・・皮が付いたままの加工だったので舌触りが悪かったですね!!残念!!!!!
このように、りんごのシャリシャリ感や皮の食感がまずいと感じる人がいるようです。
気になるりんごは、本当に丸ごとリンゴが入っています。
(もちろん芯は除かれていますが)
皮付きのリンゴを丸かじりする雰囲気もウリの一つです。
なので、リンゴを丸かじりしたことの無い人は、皮の食感が気になるかもしれません。
ただ、皮の厚さはリンゴの個体差もあると思いますが、個人的には全く気になりませんでした。
また、そもそも「気になるりんご」は、生のリンゴの食感を活かすという考えで作られています。
そのため、食感の残らない一般的なアップルパイと比べると、違和感はあるかもしれません。
「気になるりんご」は、アップルパイが大好きな人よりも、リンゴが大好きという人に向いていますね。
その証拠に、気になるりんごが「美味しい」という人たちの意見を見てください。
「美味しい」と感じる人の声
りんごの食感が美味しい
今までたべたことのない形のアップルパイでした。リンゴのしゃきしゃき感がおいしかったし、
形状もリンゴっぽくて子供が喜びました。
かれこれ20年くらい前のテレビ番組を最近、Youtubeでたまたま観ていたら、このスイーツが・・・。
かなり甘いものだと番組内で言っていたので、どのくらいの甘さのお菓子なのかと興味本位で購入しました。
実際に食べてみると、そんなに甘くもなく、リンゴのシャキシャキ感と程よい厚さのパイ生地が何とも言えないくらい美味しかったです。
子供も1個ペロリと食べてました。
次は、「アップルクーヘン」なるものにチャレンジしたいと思ってます。
先程の意見とは逆に、「りんごの食感が美味しい」という声が圧倒的に多いです。
同じ食感でも、人によって受け取り方が真逆なのがおもしろいですね。
また、「りんごの甘さがちょうど良い」という意見も多かったです。
やはり、発売から40年近くたっても話題に上がる商品なので、多くの人が「美味しさを認めている」のは確かでしょう。
美味しい食べ方
電子レンジで温めて食べる
気になるりんごは電子レンジで温めると、外側のパイがしっとりして美味しく食べられます。
リンゴも温まるので、中も外もホカホカになります。
オーブンやトースターでも温めることはできますが、残念ながらパイ生地のサクサク感が高まって美味しくなるということはありませんでした。
なので、温める場合は手間がかからない分、電子レンジがおすすめです。
ポイントは切り分けてからお皿ごと温めることです。
「気になるりんご」は形が丸いため、切るのがちょっと大変です。
温めてから切ろうと思うと、すぐに冷めてしまいます。
温め時間は30秒ほどでOKです。
ラップはした方が、パイ生地のしっとり感がより高まります。
クリームチーズをのせて食べる
気になるりんごは適度な酸味があるので、クリームチーズがよく合います。
とくに、温めた「気になるりんご」につけて食べると非常に美味しいです。
同様にバニラアイスもよくマッチします。
キムチをのせて食べる【禁断】
気になるりんごはキムチをのせることでも美味しく食べられます。
なぜなら、キムチの酸味がリンゴの風味と非常にマッチするからです。
キムチの塩気とうま味も合わさって、とても美味しいです。
もちろん、辛いものが苦手な人にはNGですが、キムチが好きな人ならばたまらない逸品になります。
ただ、この食べ方は僕以外に試している人を見たことがありません。
興味があるキムチ好きな人は、ぜひチャレンジしてみてください。
まとめ
青森県の銘菓「気になるりんご」がおいしくないのか?美味しいのか?
実際の口コミを紹介しながら検証してみました。
まとめると、
- りんご好きなら間違いなく「美味しい」
- アップルパイ好きにとっては「おいしくない」と感じる可能性がある
と言えます。
このように、味については賛否両論がありますが、誰もが驚く「見た目のインパクト」は間違いない「気になるりんご」。
まだ食べたことがない人は、ぜひご自身で味を確かめてください。
気になるりんごは東京駅などでも購入できますが、入手する機会がない場合は、通販でポイント付きで買うとお得ですよ。
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気になるりんごの基本情報
名称 | 気になるリンゴ(きになるりんご) |
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メーカー | ラグノオささき(青森県弘前市) |
公式サイト | https://www.rag-s.com/ |
発売年 | 1987年 |
名前の由来 | 「木になる(木になっている)」丸ごとの状態と「気になる」をかけていると思われる。 |
値段 | 864円(税込) |
賞味期限 | 製造月日から45日 |
保存方法 | 常温 |
カロリー | 1個あたり546 kcal |
原材料 | リンゴシロップ漬、パイ生地(小麦粉、マーガリン、バター、卵黄、食塩)、小麦粉、液鶏卵、小麦粉調製品(小麦粉、砂糖)、加糖卵黄、ブランデー、食用乳化油脂(食用植物油脂、水飴、デキストリン、乳蛋白)、還元水飴、砂糖、シナモン、酸味料、乳化剤、酸化防止剤(V.C、V.E)、乳酸Ca、膨張剤、香料、酒精、着色料(カロチン)、増粘剤(キサンタンガム) |